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自動車のチューニング入門(ライトチューン編)

最近は若者の車離れなどとよく耳にしますが、まだまだ車好きな若い人が世の中にはいるのではないかと、私は信じています。むしろ、いち車好きとして信じさせて下さいお願いします。

そんな若い人の中には、興味あっても聞く人や場所もなく「実際、興味はあるけど周りにやってる人がいない」「アレのパーツを換えると実際どうなるの?」なんて思っている方もいると思います。いなくてもいる前提で話は進めますが?

今日は、そんな悩める若者に、私の経験と独断と偏見プレゼンツの、お手軽チューニング入門(ライトチューン編)をお送りしようと思います。

そもそもチューニングとはなんぞ

チューニングと言うと一般的には、読んで字の如くチューニング(調整)して性能をアップさせることを指します。

しかし、何も考えずに適当にパーツを交換した結果、内容的にはチューンアップではなく、デチューンしているなんて場合も多くあります。

正直、この辺は、実際やってみて試してみないとなんとも言えません。あっ、踏切が超えられないレベルの車高短キャンバーとかは別です。そもそもこっちはドレスアップの部類に入りますが。

あくまで、自動車がノーマルのメーカー純正の状態よりも、性能をアップさせよう!という目的て行われるのがチューニングです。実際、メーカーにも予算や採算がありますので、エンジニアの思い描く、ギリギリ限界性能の自動車なんて、量産市販はされません。そこの伸びしろの部分が、我々ユーザーが弄って伸ばせる部分になります。

しかし、日本には保安基準・車検制度という物が存在する為、ナンバーを取得して公道を走行する自動車においては、保安基準を順守出来る範囲でチューニングを楽しむことが最重要になってきます。

チューニングできるもの・効果

私の経験を元に、お手軽に交換出来る部品や簡単に効果なんかも項目別に解説します。

吸気系

ライトチューンの代名詞と言えば吸排気チューンです。

ここでは吸気系の解説をしたいと思います。

エアクリーナー交換

まず、一番お手軽に手を付けられる物ではないでしょうか。エアクリーナーを交換するだけでも変わる物があります。大部分は気分ですが?

エアクリーナーを交換することによって、吸入空気量や効率、吸気抵抗が変わり、馬力がアップしたりしなかったりします。単純にエアクリーナーを交換しただけで、他の個所を弄らないと燃料が薄くなってしまい、エンジンが壊れてしまうなんて尖った車も、昔は市販車で存在しましたが・・・

純正エアクリーナー交換タイプ

純正のエアクリーナーと同形状で、ろ紙などを吸入効率のいい物に交換したタイプです。最大のメリットは、純正の吸入システムをそのまま使うので、エアクリーナー自体を入れ替えるだけで済む点です。

しかし、空気吸入量や空気吸入効率自体はそこまで変わらないので、効果はそこまで実感出来ないような感じになっています。

剥き出し紙エアクリーナー

エアクリーナーのろ紙自体が剥き出しの交換式になり、エアクリーナーからのエアインテークパイプも交換する必要が出てくるタイプになります。

空気吸入量、空気吸入効率の向上、吸気抵抗は減少しますが、エアクリーナーが剥き出しになってしまうので、ろ紙が汚れやすくなる、エンジンルーム内の温まった空気を直接吸ってしまうと言ったデメリットがあります。

交換の際は、遮熱板や導風板を作るなどして、外からの新鮮な空気を吸うように工夫して設置する必要があります。

剥き出しメタルエアクリーナー

上記タイプのろ紙部分が、アルミやステンレスなどの金属性になっているタイプです。

空気吸入量と空気吸入効率は大幅に向上し、吸気抵抗は減少します。装着するだけで、吸気音が室内まで聞こえるレベルになる物が多いです。

エアブローや水洗いになどの定期的な掃除によって、原則交換不要とはなっていますが、どうしても紙タイプよりも目が大きくなっているので、細かなゴミや埃などは吸いこみやすくなっています。設置方法は同上。

剥き出しスポンジエアクリーナー

俗に、毒キノコと呼ばれる、ろ紙部分がスポンジになっているタイプです。

空気吸入量、効率は純正含め上記のどのタイプよりも多く、吸気抵抗は少なくなっています。

デメリットとして、目が大きく細かなゴミや埃を吸いやすく、スポンジで汚れやすい為、概ね3000km毎程度の交換が必要になり、費用が嵩む点です。

設置方法についても同上。

ファンネル

モアパワー、もっと空気よこせ!集塵?細かいことはいいんだよ!的な方向けの男の装備。

絶大な空気吸入量と吸気効率に、吸気抵抗?なにそれ?関係ないけど?なパーツです。

サーキットなど、綺麗な環境下で使うのはよろしいですが、一般公道で使っていると、そのうち小石なんかを吸い込んで、エンジンとお別れすることになるでしょう。

インテークパイプ・ダクト・ボックス

冷やされた新鮮な空気を取りれるのは、エンジンにとって非常に重要になります。

空気の経路が変わるだけで全然効率が変わり、パワーが上がることもあります。

純正ダクト置き換えタイプ

純正のエアインテークダクトを置き換えるタイプです。

内部の構造や形、材質なんかでエアクリーナーにより新鮮な空気を送るように工夫されています。一番お手軽に交換出来るパーツです。

外品専用ダクト

主に車種専用に作られたダクト。純正置き換えタイプのように、純正取り付け穴等を利用してそのまま置き換えれるタイプではなく、多少の加工や周りの取り付け穴やステーなど

を利用する物が多いです。

ジャバラダクト

ダクトと言えばまず大多数の人が思いつくであろう、あのダクトを設置したタイプです。

剥き出しエアクリーナーなどに交換した際に用いられます。性質上、配置や取り回しの自由度が高いのがメリットです。設置方法を考えないと、手作り感満載な見た目になるのが玉に傷。

社外エアクリーナーボックス

内部構造などを考えて作られた社外のエアクリーナーボックス、概ね純正位置に装着出来るようになっている物が多い。

自作エアクリーナーボックス・遮熱板・導風板

剥き出しタイプなどに用いられる、DIYの結晶。

その形状や素材は様々で、アルミ板を折り曲げて作る人、プラダンで作る人、銅板で作る人など可能性は無限大。剥き出しタイプが直接エンジンルーム内の熱い空気を吸わないよう、ダクトや導風板と共に作成設置される。

社外インテークパイプ・サクションパイプ

吸気抵抗を減らす為に、内径や内面の質感などを考慮して作られた、インテークパイプ。

主にスロットル前を交換する物が多い。

ビッグスロットル

スロットルの内径を広げ、それに応じてバタフライのサイズも若干大きくなっています。

見た目的な問題では、ノーマルと並べて比較して、ん?確かに大きいよう気はするなって程度です。

ビッグスロットの効果は、ノーマルと比べて同じアクセル開度での空気吸入量が増加するといった物になります。

NA車では最大出力等の違いはあまり感じられませんが、中低速域でのトルクアップは体感出来るって人は多い気がします。

ターボ車の場合はブーストアップ等を行った場合、空気吸入量の増加が必要になることがある為、その場合は必要になったりします。

基本的には、ポン付けでは、純正ECUの補正領域範囲内でしか効果を発揮しませんので、補正範囲を超えるような物を取り付けた場合は、ECUの補正値より外れた実数地で自動車が稼働することになり、継続すると故障やトラブルの原因などになります。

排気系

マフラー交換など、外からの見た目や音が大きく変わる物が多く、チューニングした気分になれるパーツ。勿論、パーツや取り付け方によってはパワーアップも見込める物です。

マフラー交換

リアからの見た目と音に大きな影響を与えるパーツ。排気効率や重量も変わるので、結構重要です。大砲やドルフィンテール、2本出しや4本出しなど、デザインは色々とあるのでお好みのマフラーを。

ちなみに、よく材質で音質が変わると思っている方がいますが、実は材質よりも板厚で音質は変わります。厚いほど低くなり、薄いほど高くなります。

ステンレスマフラー

ステンレスで作れたマフラー。鉄性より強度があり錆びにも強い。価格もチタンなどと比べると安価になります。

チタンマフラー

軽くて丈夫で錆にも強い、そして高価。それがチタンマフラー。

美しい焼け色が付くので、人気も高いマフラーになります。

カーボンマフラー

自動車では少ないですが、軽くて丈夫なカーボンマフラー。カーボン好きな方には見た目も堪らない一品になりますが、高価になります。

中間パイプ交換

基本的に、抜けをよくして排気効率をよくする為に純正の触媒から、交換する部品です。

直管パイプ(公道使用不可)

本当にただパイプになっているだけのパーツ。純正触媒と置き換えることによって触媒が無くなる為、排気抵抗とサヨウナラは出来るが、公道での使用は出来ません。

メタリットキャタライザー

抜けを良くし、排ガス試験もクリアした、所謂スポーツ触媒と呼ばれる物。

一つ一つ個別に排ガス試験を取って書類を発行している為、非常に高価になる。

試験書類はあくまで、新品時の排ガス測定によるデータの証明なので、経年劣化によって、書類があっても、実際ずっと排ガスが車検に通る保障はないので注意。あくまでも、実際の検査時の排ガス測定の数値が、車検合否の基準となります。

フロントパイプ

エキマニの次、又はターボの後ろに付くパーツ。

このパーツを交換することによって、排気効率や音質が変わる。

材質はステンレスやチタンなどがあるが、社外品に交換することにより、純正にある遮熱板が無くなることに加え、排気効率が上がり排気温度が上昇し過ぎ、エキマニやターボにクラックが入ったり、車両火災に繋がる場合もある為、バンテージを巻くなどの対策が必要になる。

ターボを社外品などに交換した場合は一緒に換わることになります。

エキマニ

エンジンからの排気ガスが一番に到達するパーツ。交換することにより音質や排気効率が変化します。

素材や合流方法、パイプの長さなどによって様々な種類があり、排気系に大きな影響をもたらすパーツになります。排気の圧力や排気温の熱が掛かる場所でもあるので、選択は慎重に行いたいところ。

燃調などが合っていない場合や、排気効率の問題次第では排気温度が上がり過ぎ、割れなどが発生したりすることもあります。

足廻り交換

サスペンション、足廻りの交換は走行性能に直結してくる部分です。

ショック・バネ交換

見た目も変わって性能も変わる、みなさん結構早い段階で換えたがるパーツですね。

ダウンサス

純正ショックに組み合わせることによって車高を下げられるパーツです。

走行性能や乗り心地は単純に純正よりも悪化する場合が多く、見た目重視になっています。

比較的安価な為、人気自体は昔から衰えないパーツになります。

純正で足廻りにアライメントの調整シロがあるものならばいいですが、ない自動車に対してダウンサスだけを入れた場合はあらぬアライメントになり、タイヤの偏摩耗などの原因になります。

スプリングだけを交換するので、ショック自体のストロークは変わらない為、変な突き上げなど、乗り心地等も悪化する傾向にあります。

また、取り付けはショックを分解してスプリングを組み替える必要がある為、車高調を取り付ける場合と作業内容的にあまり変わらず、工賃も同じ位掛かってしまいます。

交換用スプリング

5kg、10kg、20kgなど、バネレート別に、セッティングを出す為のバネが売られています。

自動車のセッティングとドライバーの乗り方による為、一概にこの自動車ならこのバネレートがいいよとは言えません。色々試行錯誤しましょう。

純正オプション社外ショック

純正オプションで設定されている社外のショックです。みんな大好き黄色いアレとかが多いです。

車高調整式ショック

ショックにネジが切られていて、車高が調整出来るようになっています。

調整幅はメーカーやモデルによって様々です。ショックが沈んだ際と伸びる際の減衰調整機能がついた物も多く、上位モデルになると沈みと伸びで、別タンク式のショックなんかも存在します。

ネジ式と全長調整式の物が存在します。

ネジ式車高調

スプリングの取り付け部分のロアシートと呼ばれる部品を上下させることによって、車高を調整するタイプです。

比較的安価で構造が単純な為、入門用にはちょうどいいのではないでしょうか。

車高を低くする際に、構造上スプリングを縮める必要があるので、プリロードが掛かると共にショック自体のストロークも減少し、ハネなど意図しない挙動を生む場合があります。

全長調整式車高調

ショックの筒自体などの高さを調整出来る用になっている物が多く、ストローク量やスプリング長、プリロードを保ったまま任意の車高への調整が可能となったタイプ。

調整の自由度が高い為、セッティングに際しての弊害は出にくく、無理なプリロードを掛ける必要がない為に、ショックの寿命自体も伸びる傾向にあります。

構造が複雑化しやすく、部品点数が多い為、比較的高価になりやすいです。

シート・シートレール

純正シートは長時間使用時の快適性などを重視して作られています。

スポーツ走行などに際しては、快適性よりもホールド性が重視必要になってきますが、一部スポーツモデルの自動車などでは、最初から、ある程度のホールド性などが確保されたシートが、採用されている場合もあります。

シート自体は代表的なメーカーと種類がありますが、シートレールは様々なメーカーやショップより、用途や需要に合わせた仕様の物が発売されています。

バケットシート

バケツ型と言う意味があるらしいですが、体をスッポリと包み込むような形になるシートです。肩に当たる部分や、両足の横部分が張り出し、体をホールドするように作られています。

後付けの4点や5点式のシートベルトなどを通す用の穴などが設置されているのも特徴です。

完全固定のフルバケットシートと、リクライニングが可能なセミバケットシートの2タイプがあります。

取り付けをする車種のフロアサイズや使用するシートレール、ドライバーの体系などによっても、使用出来るシートに制限が出てくる場合がある為、購入する前によく下調べをする必要があります。

メーカーが、国土交通省に試験書類を提出しているモデルに関しては、車検適合となりますが、スポーツモデルなど一部対応していないモデルもありますので、注意が必要です。

フルバケットシート

完全にシートの形が固定された一体物のタイプのバケットシートです。

余計は機構を持たない為軽量で、ホールド性が高く、使用用途によって、サポートの張り出しなどが様々なタイプがあり、レース用などは、ヘルメットを被った状態で、頭まで完全にホールドするタイプの物もあります。

後述のセミバケットシートと比べるとホールド性は高く、スポーツ走行時などもドライバーを横Gなどからバッチリサポートしてくれます。

なにより装着することによって気分が上がるパーツ。

基本的には金属のフレームにFRPなどで構成されますが、フルカーボンのタイプもあり、こちらは非常に高価になります。

シート背面のシェルと言われる部分が露出している物が多く、車検の際には、後部の乗員保護の為カバーが無いと車検に通すことは出来ません。

また、2シーターの自動車の場合、運転席と助手席を両座フルバケットシートにしてしまうと、後部座席への乗り降りが不可能になる為、車検を通すことが出来なくなります。

両方をフルバケットシートにしたい場合は、乗車定員を2名に変更する必要があります。基本的には、どちらかの座席に、セミバケットシートか純正シートを使用することで対応出来ます。

もし、将来的にレースなどに出場を考えている場合は、国際大会の場合はFIA認証付きモデルを、国内のレースでもHANSと呼ばれる頸椎保護ハーネスに対応したモデルを購入する必要があります。

セミバケットシート

フルバケットシートに対して、こちらは通常シートのように背もたれ部分のリクライニング機能が搭載されたタイプ。

フルバケットシートよりは重量は増すが、普段の使いの利便性も考慮され、各サポートの張り出しも多少控えめに作られている物が多くなります。

スポーツ走行以外にも、製品によっては、腰痛軽減を目的とした用途で使用される場合もあります。

スポーツモデルの自動車の上位グレードなどに、純正採用されることもあります。

RECARO(レカロ)

最も有名なシートメーカーの一つだと思います。

欧州のスーパーカーなどにも純正採用され、実績のあるメーカーです。

シートの種類や機能が豊富で、選択の幅は非常に多くなりますが、お値段はそこそこ高価になってきます。

以前は、日本人の体形には合わないといわれることもありましたが、最近では日本人向けのモデルも出てきているようです。腰痛対策におすすめされることもあります。

BRIDE(ブリッド)

日本のシートメーカーです。

国産の為、日本人の体形に合わせて作られており、比較的違和感なく使用出来ると思います。ただ、若干細見な傾向がある為、体格がいい人には少し窮屈に感じることがあるかも知れません。

身長が低い人用のモデルや、軽自動車への装着を考えられたモデルなど、きめ細やかな対応をされています。流石国産メーカー。

SPARCO(スパルコ)

イタリアのシートメーカー。シートの他にも様々なレーシングギアを販売しており、上記2社よりはかなりスパルタンなモータースポーツ寄りのメーカーとなっています。

シートは、標準モデルで日本人には全体的にゆとりのある物が多いです。そこから更に幅が広いモデルもありますが、室内スペースで内装への干渉やフロアの広さ、シートレールの取り付け幅も変わってくる関係上、選択出来る車種は相当に限定されます。

実は、スパルコさんは書類を提出してくれていないので、車検にはほとんど適合しません。

しかし、個人的にはスパルコが一番好みで、幅広モデルを好んで愛用しています。

その他

無名メーカーやコピー品など、安価に販売されているバケットシートもありますが、シート表面の材質が弱く破れやすい、サポートの剛性が低く、横Gが掛かった時にヨレる、そもそも座り心地が悪いなど、あまりおすすめは出来ません。

シートは自動車に乗車中、ずっと座っている物ですから、出来れば良い物を選びたい所です。

シートレール

バケットシートを取り付ける場合は、専用のシートレールを購入する必要があります。

基本的に、バケットシート自体はシートの取り付けが共通になっており、車種専用のシートレールで各車種への取り付けに対応している形になります。

ただし、上記のスパルコ幅広モデルでは、取り付け幅が違う為、通常のシートレールは使用出来ません。

シートのローダウンや取り付け位置のオフセット、前後のスライドの有無など、用途に合わせて様々なタイプの物が各車種専用で発売されており、設定のない仕様においても、オーダーで制作してくれるメーカーやショップもあります。

シートレールは社外品を取り付ける場合は、車検時に強度証明の書類が必要になり、競技用など公道では使用出来ない物も中にはあるので、選択の際は注意が必要です。

社外シートベルト

4点または5点シートベルトは、体をしっかりと固定し操作の安定性の向上、クラッシュの際の乗員の保護に重要なパーツです。

純正の3点ベルトよりも安全だからと、4点ベルトを装着して公道を走行することは道路交通法違反になり、シートベルト未装着扱いで検挙される為に注意が必要です。

どうしても公道で4点を装着したい場合は、4点の上から形だけでも3点ベルトも装着する必要があります。見た目は壊滅的にダサくなりますが。

また、車検時も4点ベルトを設置しているのは問題ありませんが、3点ベルトを取り外してしまうと車検には通らなくなります。

基本的にはバケットシートと併用して使用する物になりますが、4点式の場合は純正シートでも装着は可能になります。バケットシートで使用した場合よりも、どうしてもホールド性は落ちますが、無いよりは全然マシです。クラッシュ時なんて特に(経験談)

取り付けの際は、アイボルトなどでしっかり取り付けをしないと、適当な弱いバーなんかに括り付けて取り付けをした場合は、クラッシュした際にモゲる可能性があるので注意が必要です。

通常タイプバックルベルト(おんぶベルト)

シートベルトのバックル部分が、通常の純正シートベルトと同じ物が使用されているタイプのベルトです。通称、おんぶベルトなんて呼ばれたりもしますが。これは、装着する際に肩ベルトの部分に腕を通して背負うような形で装着する為、そう呼ばれます。

比較的安価な物も多い為、入門にはこちらで十分でしょう。

ロータリーバックルタイプベルト

ロータリーバックルと呼ばれる、丸いキャッチに各ベルトを差し込み固定するタイプです。

各ベルトが独立してる為、脱着がスムーズに行えます。

値段はこちらのタイプのほうが高価になりますが、利便性や見た目ですカッコいいので、こちらを個人的にはおすすめします。

4点式

腰を左右からと、両肩の4点で装着するタイプのベルト、大多数はこの4点が多いです。

5点式

4点式の腰ベルトに、股下から1本を追加したタイプ。腰ベルトが上に上がったくることがなく、より確実なホールド性が得られます。

ステアリング

ステアリングも、運転中常に触れて操作しますし、視界に入る物なので、好きなデザインんの物などを装着すると気分の上がるパーツになります。

形状や大きさによって、操作感が変わってきたりするので、選択にも色々とあります。

大原則として、運転席からメーター全てがキッチリと視認出来る物で、ホーンボタンのマークがないと、車検には通らないので、選択の際は注意が必要です。

また、エアバックが無くなる場合や、ステアリングスイッチ等が純正で装着されている場合は、それらも使えなくなる点もデメリットにはなります。

ステアリングの種類

円形

一番スタンダードな円形のタイプです。交換後も違和感無く運転出来る為無難になります。

サイズによってはメーターや足元への干渉に注意が必要です。

フラットボトム型(D型)

ステアリングの下側が直線になり、Dの用な形をした物です。

下を直線にすることによって、ハンドルへの足の干渉を避けたり、乗り降りがしやすくなるメリットがあります。人によっては操作性に強い違和感を覚えることがあります。

ディープコーン型

ステアリングの操作部分と、ボスの取り付け部分の深さがオフセットされたタイプになります。通常のタイプよりハンドルが手前に来るような恰好になる為、それに応じて操作性も変わります。

スポーツ走行など、シートに深く座りって、ハンドル位置を手前に持ってきたい場合などに使用されることもありますが、単純に見た目の好みで使用する人も多くいます。

ステアリングボス

社外のハンドルを取り付ける場合、ステアリングボスも交換する必要があります。

取り付け位置のオフセットに薄さなどが選択出来る物もあります。

通常車種用ステアリングボス

なんの変哲もない、ステアリングを交換する為に用いられるボスです。

ホーン用配線が通っており、取り外したエアバッグランプが、点灯しない用にする為の配線が設置されているタイプもあります。

クイックリリースボス

乗降性の確保や整備性向上の為、ワンタッチで、ステアリングが車体より離脱出来るようになっているタイプのボスです。

完全にステアリングが離脱出来るタイプと、ハンドルを上に跳ね上げることが出来るようになるタイプがあります。

ボールベアリングでのロックや、凹凸を使ったロック方式などがある。

様々な価格帯の物が販売されていますが、やはり安物は、安かろうですぐにガタが出てくる傾向にあります。

5000円程の物を使用したことがありますが、半年程で乗るのが恐ろしいレベルでガッタガタになりました。ステアリングは操作に直結する部分なので、ケチらずに良い物を使いましょう。

ボススペーサー

ボスとステアリングの間に入れることによって、ステアリングの前後位置を調整出来るパーツです。お好みのステアリングポジションに調整する場合使用します。

まとめ

今回は、チューニング入門としてライトチューン編をお送りしました。

手を入れたりせずに簡単に交換出来るパーツや、基本的なパーツを紹介しましたので、参考にしていただければいいかなと思います。

ここから、ドップリとディープな世界へ浸かるもよし、ライトチューンで満足するもよし、最近はそもそも改造車が少なくなってきましたので、ライトチューンでも十分に目立つ車を作ることは可能だと思います。

重要なのは、法令を順守する範囲で改造して楽しむことです。それではみなさん、良いチューニングカーライフを。

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