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免許と更新と門真運転試験場
大阪北部地域の方には、お馴染みの、門真運転免許試験場のお話をしたいと思います。
目次
門真運転免許試験場の基本情報
まず、門真運転免許試験場の所在地ですが、大阪府門真市一番町23番16号。
門真市の中心より、やや南西寄りにあります。
最寄り駅は京阪電車の古川橋駅で、駅からバスも出ています。
試験場周辺にはコインパーキング点在していますが、試験場の横などは比較的早い時間に満車になったりします。
大阪府下で唯一、全ての免許の技能試験を行うことが出来るコースを有しており、日曜日の更新手続き、即日発行を行っているのは、門真運転免許試験場のみになります。
試験場建物内には、献血ルームも常設されています。
受験出来る免許の種類
門真運転免許試験場にて受験出来る免許の種類(一発試験含む)と、免許について紹介します。
原付免許
受験条件
- 大阪府内に現住所があり、満16歳以上の者。
原付免許、原動機付自転車(50cc)を運転出来るようになる免許です。
人生で一番最初に取得する免許になる人も多いのではないでしょうか。
原付免許は実技試験がなく、適正検査と学科試験のみになるので、比較的ハードルも低いです。
試験の合格後に、実地を含めた原付講習を受験後、免許が交付されます。
合格率は全国的にも50%ちょっとと、意外と低く、根本的に始めて免許証を取得する若年層に受験者が多い為、交通ルールなどに馴染みが薄いことが原因かと思われます。
これから取得する方達は、「原付?余裕余裕」と慢心せずにしっかり勉強してから試験に臨みましょう。
小型特殊自動車免許以外の全ての免許に付随してきます。
小型限定普通自動二輪免許
受験条件
- 大阪府下に現住所があり、満16歳以上の者。
小型限定普通自動二輪免許とは、小型普通自動二輪(51cc~125cc)を運転出来るようになる免許です。
所謂、原付二種(黄色、ピンクナンバー)を運転する為に必要な免許ですが、教習所等では料金も、上位免許である普通自動二輪免許と、そこまで差はない為、マイナー免許の部類になります。
仕事上など、どうしても原付二種に乗る必要に迫られるけど、普通自動二輪免許までは・・・という方への需要が主でしょう。
この免許から、AT限定免許(クラッチ操作を必要としない自動二輪車、スクーター等)が登場します。
普通自動二輪免許
受験条件
- 大阪府下に現住所があり、満16歳以上の者。
普通自動二輪免許とは、普通自動二輪車(126cc~400cc)を運転出来るようになる免許です。
AT限定免許あり。中単、中免などとも呼ばれたりします。
こちらも最初の免許になる率では、比較的上位に入る部類であると思われますが。
かつては「三ない運動」と呼ばれる、高校生をバイクに乗らせない運動の標的にされた免許であり、現在に至っても、自動普通二輪免許は取得しても、校則で乗車禁止や、卒業まで免許証自体を没収、なんて高校も存在します。
大型自動二輪免許
受験条件
- 大阪府下に現住所があり、満18歳以上の者。
大型自動二輪免許とは、大型自動二輪車(401cc~)を運転出来るようになる免許です。AT限定免許あり。
かつては、教習所での取得が不可能であり、試験場での限定解除(一発試験)でのみ取得出来た、ある種の憧れとステータス免許でしたが、1996年に免許制度の変更によって、指定教習所での取得が可能になり、一気に敷居が下がり、限定解除の時代のライダーの方々には、「金で買った大型」などと言われることも、あったりなかったり。
限定解除時代は、普通自動二輪免許で大型二輪を運転すると免許条件違反になりましたが、現在は無免許運転になるので注意が必要です。たまに勘違いしてらっしゃる方がいます。
ちなみに、免許制度の問題で、現在72歳以上で1965年以前に免許を取得していた方は、普通免許に付随されて持っている方もいたりします。
2005年に大型自動二輪AT限定免許が登場してから、2019年まではAT限定免許における運転制限が、排気量650cc以下に限定されていましたが、現在は制限は撤廃されています。
普通自動車免許
受験条件
- 大阪府下に現住所があり、満18歳以上の者。
普通自動車免許とは、普通自動車(最大定員10人以下、車両総重量3.5t以下、最大積載量2.0t未満)を運転出来るようになる免許です。AT限定免許あり。
2017年の免許制度改正によって、現在、普通自動車免許で運転出来るのは上記自動車になります。
一番最初に取得する免許で、原付と並んで2トップな免許になるのではないでしょうか。
制度改正によって、どんどん運転出来る自動車の縛りが厳しくなっていき、後に取れば取るほど損になる、不遇免許です。遂に2tトラックが運転出来なくなりました。
以前に取得した方は、現在では8t限定や5t限定、更に遡ると、大型自動二輪に乗れたり、大型二種までついてきたりした時代もありましたが。普通とは一体。
取得率としては、現在はAT限定が7割近くになります。
準中型自動車免許
受験条件
- 大阪府下に現住所があり、満18歳以上の者。
準中型自動車免許とは、準中型自動車(乗車定員10人以下、車両総重量3.5t以上7.5t未満、最大積載量2.0t以上4.5t未満)を運転出来るようになる免許です。
2017年の免許制度改正によって新設された免許区分になります。
2007年以降2017年以前に取得した普通自動車免許は、準中型自動車免許(5t限定)となります。
AT限定免許はありませんが、5t限定免許については、元々取得していた普通自動車免許の条件に基づき、AT限定の条件が適用されます。
免許区分が細分化され過ぎて、もう何が何やら、どの免許でどの自動車が運転出来るのか、わからなくなって来た戦犯的免許です。
一方、受験条件が普通自動車免許と変わらない為、完全に上位互換の免許となりますが、指定教習所で受ける場合は、10万円ほど金額が変わって来る為、実際に取得するのは、業務上必要に迫られて、といった方が多いです。
後述の中型自動車免許の受験条件によって、まだ受験出来ない職業トラックドライバーなどを救済する目的で新設されましたが、そもそも中型を作らなければこんなことには?というのはいってはいけません。
この準中型自動車免許より、適正検査や免許更新時に深視力検査が必要になります。
中型自動車運転免許
受験条件
- 大阪府下に現住所があり、満20歳以上かつ、普通自動車運免許又は準中型自動車免許、大型特殊自動車免許を取得後、2年以上経過した者。
中型自動車免許とは、中型自動車(乗車定員11人以上29人未満、車両総重量7.5t以上11t未満、最大積載量4.5t以上6.5t未満)を運転出来るようになる免許です。
それまでは普通自動車免許と大型自動車免許でしたが、2007年の免許制度改正によって登場した免許区分になります。
2007年以前に取得した普通自動車免許については、中型自動車免許(8t限定)となります。
AT限定免許はありませんが、8t限定免許については、元々取得していた普通自動車免許の条件に基づき、AT限定の条件が適用されます。
現在、4tトラックを運転する為には、こちらの中型自動車免許が必要になります。
かつての普通自動車免許で、運転出来た範囲の自動車を細分化して、中型自動車免許を新設することにより、普段運転しない方が、いきなり4tトラック等の貨物自動車を運転し、事故を起こす割合を低下させる目的で新設されました。
大型自動車運転免許
受験条件
- 大阪府下に現住所があり、満21歳以上かつ、普通自動車免許又は準中型自動車免許、中型自動車免許、大型特殊自動車免許を取得後、3年以上経過した者。
大型自動車免許とは、大型自動車(乗車定員30人以上、車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上)を運転出来るようになる免許です。
10tトラックや、タンクローリー、営業外でしたら大型バスなどが運転出来るようになります。
現在の第一種免許においては、最上位の運転免許となります。
けん引免許
受験条件
- 大阪府下に現住所があり、満18歳以上の者。
けん引免許とは、自走しない状態の被けん引車両で、車両総重量が750kgを超える被けん引車両を運転出来るようになる免許です。
トレーラーなどのけん引をする際に必要になります。
被けん引車両に接続する、けん引車両の運転に応じた運転免許が必要になります。
小型特殊自動車免許
受験条件
- 大阪府下に現住所があり、満16歳以上の者。
小型特殊自動車免許とは、小型特殊自動車(全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.0~2.8m以下、最高時速15km以下・農作業用の自動車は35km以下)を運転出来るようになる免許です。
聞き馴染みがなく、実際なにが運転出来る免許なの?って方が多いと思いますが、具体的には農業用のトラクターや、小型のフォークリフトなどを公道上で運転する場合に必要な免許になります。
原付免許以外の全ての免許に付随している為、小型特殊自動車免許を単体で取得する人はほとんどいません。
大型特殊自動車免許
受験条件
- 大阪府下に現住所があり、満18歳以上の者。
大型特殊自動車免許とは、大型特殊自動車(全長12m以下、全幅2.5m以下、全高3.8m以下)を運転出来るようになる免許です。
具体的には、ショベルカーやホイルローター、クレーン車などになります。
作業を行う際は、大型特殊自動車免許の他に、対応した修了書などが必要になります。
第二種免許
タクシーやバスなどの旅客自動車を、旅客目的の為に運転する際に必要になる免許です。
対応した車両でも、回送などの場合は第二種免許は必要ありません。
普通自動車免許、中型自動車免許、大型自動車免許、けん引免許、大型特殊自動車免許に第二種免許が存在します。
受験条件
- 大阪府下に現住所があり、満21歳以上かつ普通乗車免許・中型自動車免許・大型自動車免許・大型特殊自動車免許のいずれかを取得して3年以上経過した者。
- または他の第二種免許を取得している者。(第二種普通・中型・大型・大型特殊の場合)
- 大阪府下に現住所があり、満21歳以上で次のいずれかの条件を満たしている者。
- 普通自動車免許・中型自動車免許・大型自動車免許・大型特殊自動車免許のいずれかを取得後3年以上経過し、けん引免許を取得している者。
- 他の第二種免許を取得している者。(けん引の場合)
旅客を扱う免許の性質上、試験も第一種免許よりも厳しくなっており、合格率はそれほど高くはないです。普通免許と中型免許にはAT限定もあります。
第二種けん引免許は、極一部トレーラーバスなどが存在し、一説では、新幹線の陸送ドライバーは、第二種けん引免許所持者しか選ばれない、などと言われることもありますが、現状の日本国内では、第二種大型特殊免許が必要な車両はありません。
試験場周辺
食事
門真運転免許試験場食堂
試験場内にある食堂です。食券制になっており、メニューも中々豊富です。
試験場の外に出る必要がないのが、最大のメリットですね。
無添くら寿司 門真試験場前店
いわずと知れた回転すしチェーンです。お昼時は混雑する傾向にあるようです。
家系ラーメン 門真商店
横浜家系ラーメン、町田商店の系列店です。食券制。
なか卯 門真試験場前店
どんぶりチェーンのなか卯です。
ガスト・ステーキガスト 門真店
ガストとステーキガストが一緒になっている店舗になります。試験場からは少しだけ離れますが、安定のファミレスですね。
ケンタッキーフライドチキン 古川橋店
こちらもお馴染みのチキンのチェーンです。ガストと同様、少し試験場からは離れます。
マクドナルド 古川橋店
ハンバーガーチェーン。上記2店舗同様、試験場より少し離れます。日曜の昼時は混雑する傾向にあります。
コンビニ
近隣に、セブンイレブンとミニストップがあります。
交通アクセス
公共交通機関
電車の最寄り駅は京阪電車、京阪本線の古川橋駅になります。
京阪本線淀屋橋駅より約20分、京橋駅より約12分、枚方市駅より約20分。
古川橋駅より、徒歩20分程度。バスは京阪バス「免許試験場行」「門真団地行」「門真南行」乗車後「免許試験場」バス停下車、5分程度。
車の場合
国道163号線、「試験場入口」交差点を南進後、約500m
府道15号線、「試験場前南」交差点を北進後、約150m
試験場の横に駐車場がありますが、有料になります。
その他、徒歩5分圏内に、コインパーキングが7つほどあります。
受付開始や所要時間
運転免許更新
門真運転免許試験場は日曜日も開場している関係上、平日は仕事などで手続きに来られない人達で、日曜日は非常に混雑します。
開門は大体7時位、開場は8時位になることが多いようです。
各種受付開始時間は、8時45分~ですが、開門時間を過ぎると続々と人がやってくる為、8時前位の段階で既にかなりの行列になっている場合が多くあります。
たぶん、みなさんが一番多く試験場を訪れるであろう、免許証の更新ですが、平日・日曜日共に、8時45分~14時30分の受付ですと当日交付に。14時30分~17時の受け付けの場合は後日交付になります。
当日交付を目的に、門真運転免許試験場に、免許の更新に訪れる人が多いと思いますので、やはり午前中や朝一は混雑する傾向にあります。
免許の更新の際は、講習を受ける必要がありますが、区分によって講習時間が異なります。
- 優良運転者講習
30分程度 - 一般運転者講習
1時間程 - 初回更新者講習、違反運転者講習
2時間程
門真運転免許試験場で、日曜日に更新を行う場合、目安時間として、朝一から更新に行って優良運転者講習で大体2時間位の時間が掛かります。
一般運転者講習や、初回更新者講習、違反運転者講習の場合は講習時間分がプラスになるので、2時間講習の場合ですと、単純に終了までに、3時間半程掛かる計算になります。
日曜日は、正面入口が閉鎖されて、朝は側面の駐車場側の入口が開かれるのですが、試験場内でつづら折りに並んだ後に、この駐車場側の入口から建物沿いに正面入口のほうへ門の外まで行列が伸びますので、開場後の行列はパッと見た目よりも、実際は大変なことになっています。
実際、外よりも試験場内のほうが並んでる列は長いです。
大体、7時半位にはもう列が出来ているような状態になっているので、早く終わらせたい方は、本当に早めに行くことをおすすめします。
平日も、日曜日程ではないしにしても混雑しますので、早めに試験場に着くようにするほうがいいのではないでしょうか。
時間や予定に余裕のある方は、お昼前や午後からに試験場に行くと、朝一よりは人は少なくなるので、受付~講習までの一連の手続きの時間を短縮することが出来ます。
長い間行列に並ぶのがつらい方は、こちらの時間帯のほうがいいかも知れませんね。
また、夏場は外に並ぶ時間も多く、試験場内も冷房はあまり効いていないので、うちわや水分などの、熱中症対策品の持ち込みをおすすめします。
手順
- 受付をします。
- 証紙を購入し、貼り付けます。
必要な証紙の料金は更新区分によって異なります。講習時間が長くなる程金額はお高くなります。 - 適性検査(視力検査等)を受けます
中型自動車免許以上を所持している方は、深視力の検査もあります。 - 免許証の暗証番号を設定します。
- 更新窓口へ書類を提出します。
- 写真撮影を行います。
- 講習を受けて免許証の交付を受ければ終了です。
運転免許の更新期間について
運転免許の更新期間は、誕生日の日からの前後1か月になります。
5月1日生まれの人の場合は、4月1日~6月1日が更新可能期間となり、有効期限は6月1日になります。
更新可能期間が丸2か月間ある為、余裕を持って更新手続きを行いたい所です。
更新を忘れていた場合
免許証の更新を忘れていて、有効期限を過ぎてしまった場合は失効となり、当該期間に自動車を運転すると、無免許運転となりますので、自動車の運転は絶対にしてはいけません。
失効後6か月以内であれば、特定失効者(俗にいう、うっかり失効)となり、通常の免許証更新と同様の内容で更新することが出来ます。
特定失効者の更新の場合は、月曜日~金曜日のみの受付となり、日曜日は受付を行っていないので注意が必要です。
有効期限より6か月を超えると、試験を受け直さなければならなくなります。
6か月~1年未満の場合は、大型自動車免許・中型自動車免許・準中型自動車免許・普通自動車免許の場合は、学科試験・技能試験が免除され、適正検査のみで仮免許を受けることが出来ます。その他の種類の免許は免除はありません。
1年以上経過しますと、仮免許の学科試験・技能試験から受け直す必要があります。
やむおえない事情がある場合(海外に渡航していた、入院していたなど)は、やむおえない理由の事象が終了した日から起算して、1か月以内にパスポートや診断書などの、事情を証明出来る書類を添付することにより、失効後6か月~3年以内であれば、更新が可能です。
特定失効者の場合は、免許証の情報が引き継がれない為、更新日が免許証の再取得日となり、ゴールドの方でもブルーの3年更新で、次回更新時は初回更新者講習となります。
また、試験手数料というものが免許ごとに別途加算される他、交付手数料も免許の数だけ割増請求される為、所持免許の種類の多い方程、金額が膨れ上がります。
やむおえない事情のある方は免許証情報が継続される為、心配ありません。
教習所を卒業して学科試験を受ける場合
初めて運転免許を受ける人
教習所を卒業し、門真運転免許試験場で学科試験を受ける場合ですが、受付時間は月曜日~金曜日の10時~11時30分。
試験の時間が12時45分~13時50分、試験の結果発表が15時30分頃に行われ、合格した方は16時頃より免許証の交付があります。
受付開始直後から試験場に行った場合は、免許の交付まで6時間程掛かることになります。
免許証の交付は、受付順になるので、遅く行けば行くほど交付の時間が伸びて、帰れるのも遅くなってしまいます。
手順
- 申請書類を書きます。
- 証紙を購入し、貼り付けます。
- 受付へ申請書類を提出します。
- 適性検査(視力検査等)を受けます。
- 受付番号を貰って受付は終了です。
この後、学科試験→合格発表→免許証交付と進みます。
学科試験が不安な方は、近隣に直前に対策問題が出来るお店があるので、そちらを使うのも一つの手かも知れませんね。
既に運転免許を所持しており、追加で受ける人
既に免許を所持していて、追加で受け、学科が免除になる方の場合は、受付時間は8時45分~14時30分までとなります。
手順
- 証紙を購入し、貼り付けて提出します。
- 適性検査(視力検査等)を受けます。
中型自動車免許以上を所持受ける方は、深視力の検査もあります。 - 写真撮影をします。
- 免許証の交付を待って終了です。
深視力検査について
深視力検査とは、遠近感や立体感を測定する検査になります。
トラック等大型車両になると、自動車自体が長くなるので、安全確認の為に深視力が必要となり、新たにこれらの免許を受ける場合や、更新の際は深視力検査が必要になります。具体的には、前後に棒が移動して真ん中にきた時にスイッチを押して、3回やって合計の誤差が規定値以内ならオッケーよって検査です。
「目標をセンターに入れてスイッチ」するだけの簡単な検査かと思いきや、これが全く見えなかったりします。私の深視力がポンコツっていう突っ込みはなしです。
全然わかりません状態でも、深視力検査通過の必勝法はあるのですが、安全確認の観点からおすすめはしません。
左右の目の視力差があったり、眼鏡やコンタクトレンズの度がきっちり合っていないと、比較的見えにくくなってしまうようですが。
更新に行って当日受からなくても、免許証の有効期限内であれば、後日でも何度でも再検査は出来ます。
もし、万が一免許の更新時にどうしても深視力が通らなかった場合は、下位免許への格下げ更新となり、深視力が必要な免許は失効してしまいます。
この場合がややこしく、2007年の免許制度改正以前に大型自動車免許まで取得している方が大型自動車免許を失効した場合は、中型自動車免許(8t限定)となりますが、改正後に大型自動車免許を取得した人が、大型自動車免許を失効した場合は、現行制度の普通自動車免許(最大定員10人以下、車両総重量3.5t以下、最大積載量2.0t未満)となります。
これは、免許制度改正以前に、旧普通自動車免許(現中型自動車免許8t限定)と大型自動車免許の両方を有していた場合は、既得権保護の観点に基づいて中型自動車免許(8t限定)が残るのに対し、免許制度改正後に大型自動車免許や中型自動車免許、中型自動車免許(8t限定)の限定解除を行った場合は、既得権を放棄したものとみなされ、現行の普通自動車免許となります。
中型自動車免許(8t限定)が残らない場合に当てはまる方は、失効してしまうと、運転出来る自動車が大幅にグレードダウンすることになるので、注意が必要です。
試験場で試験を受ける人(一発試験)
俗に言われる一発試験という物ですが、今回は免許を持っていない方が普通自動車免許を取得する場合を、順を追って説明をします。
仮免許学科試験
仮免許学科試験の受付は、月曜日~金曜日の8時45分~9時30分となっており、試験は10時より開始されます。
手順
- 申請用紙を貰う。
- 証紙を購入し、貼り付けます。
- 適性検査(視力検査等)を受けます。
- 書類を提出して、学科試験の予約を行います。
- 仮免許学科試験を受けます。
- 合格したら、技能試験の予約を行います。
仮免許技能試験
仮免許技能試験は、学科試験の合格後に日付を指定される為、都合が悪いようでした、日程の変更等を申し出ます。
手順
- 貸車料を支払います。
- 試験の説明を受けます。
- 技能試験を行います。
- 合格の場合は、仮免許証が交付されます。
普通免許学科試験
普通免許学科試験を受ける為には、仮免許取得後、1日2時間の運転練習を5日間行う必要があります。
その際、普通自動車免許取得後、2年以上の同乗者を乗せて行う必要があります。
手順は、適正検査が行われない以外は、仮免許学科試験と同様になります。
合格の場合も、仮免許技能試験と同様、普通免許技能試験の日程が指定されます。
普通免許技能試験
仮免許技能試験と同様に試験が行われますが、この試験では試験場外の一般公道にて試験が行われます。
合格の場合は、ここで免許証が交付されるのではなく、後日に指定教習所にて、取得時講習並びに応急救護処置講習を受ける必要があります。
講習受講後、門真運転免許試験場に書類を提出することによって、普通自動車免許が発行されます。
まとめ
門真といえばで、出てくる頻度も高い門真運転免許試験場の情報をお送りしました。
みなさん、免許の更新で訪れることが多いと思いますが、日曜日に更新交付を行っているのが、大阪府下で門真運転免許試験場だけな為、南部の光明池運転免許試験場などを利用する地域の方達、警察署も平日のみの受付なので、門真運転免許試験場に集中して、混雑する傾向にあるようです。
他にも、門真運転免許試験場では、全ての種類の免許の、一発試験が受験出来る点も、大きくなると思います。
この情報が、みなさんのお役に立てれば幸いです。
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